三歳児健診の視覚検査

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三歳児健診をうけましょう

視力は、生後からゆっくりと発達していきます。生まれた直後の視力は0.02くらいですが、6歳ころには1.0程度まで達し、9歳ころには発達の終わりを迎えるといわれています。視力の発達のためには、ものをはっきりと正しく見る経験が必要です。 強い遠視や乱視があったり、斜視があったりすると正しい視覚刺激がおこらず、 視力の発達が停滞してしまいます。これを弱視といいます。
視力の発達を促すためには、早めの治療開始が効果的です。そのため、三歳児健診では視力検査を行い、弱視がないかどうかを調べます。

健診の視力検査について

視力検査は、ランドルト環という視標を使って行います。(絵視標を使用している自治体もあります)
検査の距離や方法は、各自治体ごとに決められていますが、多くの自治体で0.5相当の視力があるかどうかを家庭で確認する方法で行なっています。

家庭での視力検査で気をつけること

①片目を確実にかくしましょう

2.5m離れた位置で片目づつ行います。片目をガーゼやティッシュペーパーなどで確実にかくすことが大切です。片目の視力低下がある場合、良い方の目でのぞいてしまい見逃される場合があります。

②指で方向を示せないとき

輪の切れ目の方向を指で示すことが難しい場合、厚紙で輪の模型を作り、ハンドルとして持たせ、切れ目を一緒にしてもらう答え方があります。

③検査ができない場合

視力検査でうまく応答できない場合、検査の理解が十分でないと、視力低下があり答えられない場合があります。ランドルト環による検査可能率は、3歳0ヶ月でおよそ6割、3歳6ヶ月では9割となります。検査がうまくできなかった場合でも、4歳までにもう一度、検査をしてみましょう。

④こんなときは、眼科を受診しましょう

視標に近づいて見ようとしたり、どちらか一方の目だけかくすのを嫌がったりする場合は、視力低下があることが疑われます。
眼科では、視力検査が出来なくても、他の検査によって治療を必要とするかどうかの判断をします。「まだよくわかっていないようだ」、「見えているようだから」とそのままにせず、視力低下の心配があるときは、眼科を受診しましょう。

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