協会は、専門領域での高度な知識と技術および、豊かな人間性を備え、専門職として臨床、研究および教育の場で原動力となり得る者に対して、「専門視能訓練士」の称号を授与する。専門視能訓練士は将来のリーダーとしての活躍を期待される。
1.専門視能訓練士は、高度な視能管理を行う者として、国民の健康に寄与し、医療技術者としての社会貢献を果たす。 2.豊かな人間性を持ち、公明正大で、自己研鑽を積み重ね、視能管理を行う者として一定水準以上の知識と技術を有し、さらに自己が選択した専門領域における優れた臨床力を備える。 3.専門視能訓練士は、後進が自らの意志で課題を見つけ、積極的に学ぼうとする心を育み、学ぶ意欲を刺激することによって動機を高める。自らは適切な言葉・行動を示し、視能学領域の牽引をし、後進の目標になって指導に努める。 4.視能に関わる検査および評価の改良(改善)、治療に関わる器機の開発ならびに制作を通して視能学の発展に寄与する。
認定視能訓練士
※③以外は各領域共通条件
専門視能訓練士は、臨床・教育・研究の分野で、常にリーダーとしての活躍が期待される。その役割を継続して果たしていくために更新を必要とする。
専門視能訓練士の資格を有する者
1)専門視能訓練士の資格を取得した年を1年目と数え,認定期間は5年とする. 2)認定5年目の1月15日~2月末日必着で更新手続きを行う 3)その後,5年毎に更新手続きを行う.
1)専門視能訓練士認定後、学会参加等により5年間に20単位以上を取得すること.ただし、1年間に最低0.5単位を取得すること 2)協会が主催する日本視能矯正学会または総会に伴う講習会(研修会)に5年間で2回以上参加していること 3)協会が主催または認定している学術教育事業などにおいて講師や指導者として携わっていること 4)更新申請時に勤務していること又は専門分野に関連した業務に従事していること(場合により理事会審議を必要とする)月の勤務日数は問わない ※勤務先の勤務証明書の提出を必要とする。
1)更新は取得単位を手続集または会員ログインサイトにて自己管理し,期間内に更新申請を行う. 2)更新の申請期間は更新年を1年目とした場合,5年目の1月15日~2月末日とする.なお,更新案内は更新1年前の4月に郵送で本人に通知する.
1年目 | 2021年4月1日~2022年3月31日 |
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2年目 | 2022年4月1日~2023年3月31日 |
3年目 | 2023年4月1日~2024年3月31日 |
4年目 | 2024年4月1日~2025年3月31日 |
5年目 | 2025年4月1日~2026年3月31日 |
1)専門視能訓練士の更新を行わなかった者(正当な理由を付して辞退した場合)は、その資格を喪失する 2)専門視能訓練士の更新条件を満たさなかった場合は、その資格を喪失する *認定視能訓練士・認定専任教員となる その5年後に認定視能訓練士・認定専任教員が更新できなければ、その資格を喪失する 3)国家資格の喪失または返上、もしくは剥奪されたときは、その資格を喪失する 4)専門視能訓練士としてふさわしくない行為があった者は、その資格を喪失する(専門視能訓練士審議委員会で審議後、理事会の決議により認定を取り消すことができる)