会長挨拶

Greeting

公益社団法人 日本視能訓練士協会
会長 南雲 幹

視能訓練士は、視能の検査や訓練、視能障害のケア、眼の健診を行う視能の専門職です。視能訓練士は斜視や弱視の視能矯正に専門的に携わる国家資格を有する者として1971年(昭和46年)に誕生しました。有資格者は,全国に約13,000名(2016年6月現在)おり,総合病院,大学病院,眼科病院あるいは眼科診療所に勤務しています。当初は小児の弱視や斜視の検査や視能訓練が主体でしたが、眼科診療の高度化、専門化が進むと共に、眼科にかかわる検査全般へと業務は拡充し、現在では視能に関わる様々な検査をおこない、また視能訓練をおこなうことを主な業務としています。最近では医療・保健・福祉の3領域を総合した広い範囲を受け持つように多様化しており、視能に障害をもつ患者様へのケアにおいても、専門的な知識を活かしていくことがますます期待されています。

主な業務

眼科検査 視力検査、眼鏡検査、コンタクトレンズ検査、視野検査、眼圧検査、画像診断検査、眼底写真撮影、電気生理学的検査等
視能訓練 弱視に対する弱視視能訓練や、斜視に対する両眼視機能検査および斜視視能訓練
眼科検診 生活習慣病や三歳児健康診査での眼科各種検査
視覚障害ケア 視覚障害者に対する拡大鏡・遮光眼鏡などの補助具選定およびリハビリテーション指導

日本視能訓練士協会は,1971年(昭和46年)の視能訓練法士の制定時に設立され、約半世紀を迎える職能団体です。1988年(昭和63年)に社団法人化され、2012年度(平成24年)からは内閣府の管轄下である公益社団法人に移行しました。公益を担う団体として社会的責任を果たすため、様々な事業をおこなっております。

まず良質で安全な医療技術を国民に提供するため、最新の知識・技術を得てそして高い倫理観を持つことを目的とし、生涯教育事業や学術活動等を積極的におこなっています。国家資格取得後も、この生涯教育事業を通じ視能訓練士として自己研鑚することで資質の向上を図り、視能のスペシャリストとしてその専門性を高めたいと考えております。

国民の皆様の眼の健康を守るため、協会では乳幼児健診や成人の眼疾患の早期発見・早期治療を目的とした健(検)診事業もおこなっています。近年では予防医学の重要性が高まっており、自らの健康を適切に維持・管理することが大切になってきております。国民の皆様の大切な眼の健康を、生涯を通じて守るため、視能訓練士として何ができるのか真摯に追求していきたいと思っております。

現在、医療は過渡期を迎えています。超高齢化に対応した医療制度の変化と効率化、先進医療の推進など時代のニーズに適応できる視能訓練士を目指し 会員一同、より一層努力していく所存です。

今後ともご支援の程どうぞよろしくお願い申し上げます。

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